補助ボーン、コライダー入れました

  • 2023.01.04
  • CG
補助ボーン、コライダー入れました

補助ボーン、顔コライダー、胸ボーンいれたので、自分用メモの意味含めて報告です。

顔コライダー

髪の毛が顔を突き抜けていて、目玉の中に入ったり、前に走ると前髪がおでこにめり込んだりしていました。コライダーいれて対応です。Unityでの操作です。髪の毛PhysBone設定の方はMax Angleを90度から45度に制限して、Collidersを0から1に増やしました。顔(headボーン)にPhysBoneコライダー設定したら髪の毛PhysBoneのColliders エレメントにDrag&Dropします。このDrag&Dropは教えてもらわないとわからないですねぇ。Unityになれてくるとそういうものだと思うのでしょうが・・・

[PhysBone Colliders]
headボーン
Root Transform : head
Shape Type: Capsule
Radius : 0.06
Height : 0.2
Position x:0, y:0.075. z:0.025
★★hair PhysBone CollidersへのDrag&Drop忘れるな!

コライダーは黄色く表示されています。手のコライダーはVRChat SDKが自動設定してくれています。便利!顔を突き抜けていた髪の毛ボーンがつけ抜けなくなりました。

胸揺れボーン

胸揺れボーンは7本使っています。

  • brest.ROOT : 左右同時にPhysBone設定行うためのルート、親ボーンはchest。
  • breast.ASSIST.L/R : 胸が動きすぎないよう、土台を固定するための補助ボーン。親はchest。
  • brest.L/R : 胸揺れ動作ボーン。親はbrest.ROOT。
  • brest.END.L/R : 終端ボーン。これが無いとVRC. SDK PhysBoneが最後のボーンを削ってしまう。

主なパラメータは下記:

breast.ROOTボーン
Pull = 0.3
Spring = 0.85
Gravity = 0
Immobile = 0.7 走るだけで揺れるのはあまり良くないなら0.9
Limit Type = Angle
Max Angle = 60
Radius = 0.04 → 0.05

immobileを0.7にするか、0.9にするかは迷うところ。immobileは不動性パラメータで数値が小さいほど動きます。1だと固定。0l.7で揺れすぎて批判が多いようならば0.9にしようかな。とりあえず0.7採用。

補助ボーン

こあろさんの補助ボーン記事を参考にさせて頂きました。位置や大きさ、手のひら補助ボーンの数などは変更しています。

庭子アバターは永遠のベータ版よろしく、今後もベースメッシュを改良していく予定です。変更するたびに手動ウェイトペイントするのは難儀なので、自動ウェイト対応するための補助ボーンが必須でした。

脇の下補助ボーン

これが一番気になっていた箇所です。腕を下ろすと肩・脇が以上に狭くなっていました。

脇の下補助ボーン入れることで、自動ウェイト設定でもきれいに動きます!

chest.ASSIST.L/Rとしてchestボーンの子ボーンとして胸と脇の間くらいに配置します。

効果絶大です!

股関節ボーン

次は股関節です。またを広げたとき以上に腰が細くなったり、走るとき腰がうねうねしていました。

こあろさんのブログ参考に、大2本(waist.L/R)、小2本(hipst.ASSIST.L/R)いれました。waist.L/Rの先端位置はもっとも腰が細くなるポイントに合わせて変更しました。

小2本(hips.ASSIST.L/R)の効果は限定的のようです。今後削除するかは思案中。

手のひら補助ボーン

こあろさんブログでは片手に5本ずついれていましたが、3本ずつに削減しました。いまのところ問題無いようです。

自動ウェイト設定でもきちんとチョキが出せます!いままでは一生懸命手動ウェイトペイントやってました。それでも微妙に感じていたのですが、手補助ボーン+自動ウェイトの方がきれいに見ます。

腕関節補助ボーンはいつか入れたい!

chakapoさんのジャンバールにはきれいにはいっています。素晴らしいです!手のひら上にして、ちょっと曲げると、異常に関節が細くなります。

Unityコライダー設定など、まだハードル高いのでいずれ導入したい課題です。

比較動画

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