db v1 でのみ動作検証しています。Chia 1.3.0から導入された db v2 では未検証です。ご留意ください。
今回は取引履歴をCSVファイルとして取り出す方法を記述します。
やはりCSVファイルと一括して取り出せるとPythonなどで処理しやすく便利です。
ExcelではGUIから手動でコピー&ペーストしてますね。やはり面倒です。
まずここからSQlite3のWindows版をダウンロードしましょう。
ダウンロードしたら解凍します。解凍された5個のファイルをC:\sqlite3などのフォルダにおきます。
次に自分のwalletの.sqliteファイルを確認しましょう。
c:\Users\<ユーザー名>\.chia\mainnet\wallet\db にあります。
Powershellなどで、次のコマンドを実行しましょう。
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c:\sqlite3\sqlite3 -readonly C:\Users\<ユーザー名>\.chia\mainnet\wallet\db\blockchain_wallet_v1_mainnet_公開指紋番号.sqlite ".mode csv" ".output wallet.csv" "SELECT sent, to_puzzle_hash , datetime(created_at_time, 'unixepoch', 'localtime'), hex(amount) FROM transaction_record;" |
ここにある「公開指紋番号」は Chia GUI 起動時にでてくる。この番号のことです。
また間違えやすいのですが、ディレクトリ「C:\Users\<ユーザー名>\.chia\mainnet\db\」の方には公開指紋番号がついていない 「blockchain_wallet_v1_mainnet.sqlite」ファイルがあります。こちらではなく、「C:\Users\<ユーザー名>\.chia\mainnet\wallet\db\」の方にある公開指紋番号つきのsqliteファイルを参照してください。
リダイレクト出力されたCSVファイル(上記コマンド例ではwallet.csvに保存されます)は以下の構成になっています。
CSVファイルになったら処理しやすいですね!師匠、なんか作ってください!
はい。Pythonでグラフ作成するスクリプト作りました。参考にしてみてください。