結局、最初の同期に18時間かかりました。よく言われる半日では終わりません、覚悟しましょう。その間は Plot 実験でした。
シングルでは4時間22分で1 plotでした。2並列では4時間28分と4時間38分です。出力HDDは別にしたのでCopy時間はそれぞれ10分くらいです。同じHDDにしてCopyがぶつかった場合30分になりました。この点では並列Plot起動をずらした方が良さそうです。
リソースメーターのCPUグラフ(Core i7 11700Kは8コア16スレッドなので16グラフ並びます)を見る限り、まだ余裕がありそうです。デフォルト設定でメモリは3390, スレッドは2で、2並列Plotしました。
GitHubにReference Plotting Hardwareがあります。この中で@storage_jmさんが目標でしょうか。
ほぼ同じ構成ですが、CPUがCore i9 10850Kです。Core i7 11700Kと比べて、周波数こそ同じくらいですが、コア数が2個多くトータル10個(20スレッド)、キャッシュが4MB多くトータル20MBなので、その分強力そうです。そして2TB NVMe SSD×2個! さすがに最初からは用意できませんでした。これで8並列を4.72時間(4時間43分)で出来るとは・・・。今使っている1TB SSD ×2個を使い切ったらお手頃な 2TB SSD×2個を試してみたいところです。Chia Plot字のスレッドは8,メモリは4000のようです。
4plot並列やってみます。「並列処理で耕す」をしていすると、SSD 1TB x2構成など無視して4並列に並べてしまうようです。どうもうまくいかないので、キューを使います。詳細設定のなかでキューに名前がつけられます。q1, q2, q3, q4と4本名前をつけるとそれぞれ別条件(SSD 一時ディレクトリ、出力HDDなど)を指定しながら、キュー別に並列実行してくれます。メモリ4000、スレッド8は@storage_jmさん設定を参考にしました。GUIでもこういう設定ができて便利です。そのうちCLI(コマンドラインIF)版も試してみるつもりですが、今はなるはやでPlot増加の方向です。
4並列plotだとCPUがぱんぱんです。30%あたりなのでPhase1のマルチスレッド使うフェーズです。その他のPhase2~Phase4マルチスレッド使わないようです。Chia Plot設定を8スレッドにしたおかげか、Phase1は2時間→1時間半に短縮されました。しかしトータルでは1plotあたり5時間で、少し伸びた感じ。Core i9 10850Kとの力の差が出ているのでしょうか・・・。
同時起動でPhase1のピークが重なっているのが原因かとも思い、Phase1時間分2 Plot分遅らせて実行してみました。
今回はq1~q4にそれぞれ順に2plot耕す指示にしました。Peakがずれたぶん若干CPUグラフもおとなしめです。しかし結果として1 Plotあたりのスループットは同様の5時間でした。電力比較は下記です。
ほとんど同じですが、平均で見ると230Wと221Wで4%ほど小さくなりました。ほぼ誤差で同じスループットならば、この条件では起動時間をわざわざずらす意味はなさそうです。でもHDD出力がぶつかるときのみ10分くらいずらすのは効果的でしょう。
とはいえ、5時間で 4plot、1plotあたり1時間15分スループットの環境が手に入ったので、ガンガン耕していきたいと思います。